2011年3月23日水曜日

旭川市民のくらしの現状について

●市民アンケートの結果について

日本共産党市議団は、今年の1月に「市民アンケート」を行い、533件の回答で中間集計しました。

「今の暮らしはどうですか」の問いに、「やりくりが大変」「このままでは暮らしていけない」という声が合計63%ありました。その理由として多かったのは、一番目が年金だけでは暮らせない、二番目が国保料や税金の負担が重い、三番目は介護保険料が高いという順でした。

「旭川市政で力を入れてほしいこと」は、一番が国保料や市税の軽減、二番が高齢者福祉の充実、三番が景気・雇用対策でした。

 「市議団の提案に対し賛成」が多かった項目は、一番が国保料を引き下げること92%、二番が雇用対策を強化する92%、三番が無駄な大型事業の見直し89%、四番が病院窓口負担の軽減85%の順でした。

 このアンケートの結果に市民のくらしの実態、切実な市民の願いが表れていると思います。

●給与所得の低下

昨年9月の市議団の論戦で、旭川市の給与所得がこの12年間で1,259億円も減少していることが明らかになっています。

 7日の大綱質疑で明らかになった市民経済計算では、旭川市民一人当たりの所得は213万円で、全道平均249万円を大幅に下回っています。

全道主要10市のなかで8番目、中核都市で最下位に位置しています。

●雇用の現状

今年1月末の有効求人倍率は0.49倍となり、ハローワークで職を求めても2人に1人、半分しか仕事がありません。そのわずかな仕事も、年齢や職種が限られているため、雇用に結びつかない現状があります。

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