2日の午後は気仙沼中学校近くの仮設住宅の入居者からお話を伺いました。
魚市場で仲買人をしていたTさん79歳、車いすの妻と入居。震災の日は歩けない妻を背負って階段を上り、2階をめざした。妻が、手足が痛いと言い、しかも重いので、途中でおろして下から押し上げた。水が足までかかったが、紙一重で助かった。
「母さんを助けられて良かった」、「震災時は家にいた、市場にいたら助からなかった」と語りました。
自宅の片づけのため、避難所から自宅まで歩いて通い、8kgやせた。4月に入り、ボランティアが来て、片づけてくれた。もう住める状態ではないが、片づけることが出来て安心した。「ボランティアに感謝しています」と述べました。
また、Tさんは、仮設にはとなり組のような連帯がない、集会所があるが、相談できる人やアドバイスもらえる人がほしい、避難所と違い情報がないと訴えました。入居者のマナーやルールづくり、自治会などを通じての支援物資の導入などをすすめたいとのこと。
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