3月15日旭川市議会予算等審査特別委員会で、日本共産党の能登谷繁議員がいじめ対策について質疑しました。旭川市では、昨年3月に遺体で見つかった中学2年女子生徒の第三者調査が行われています。
能登谷議員は遺族が求めてきた中間報告や最終報告の時期を明らかにするよう求めた中、旭川市教育委員会は第三者委員会が3月中に御遺族に中間報告すること、その時点で最終報告の目処を示していただくよう要請することを明らかにしました。
また能登谷議員は、昨年第三者委員会が立ち上がって以来、複数の学校にまたがる事案や性に関する事案への対処、民間の相談機関との連携について、いじめ防止基本方針の見直しを求めてきました。市教委は「議員から御指摘いただいたことなどについても新たに記載し」3月中に改訂すると答えました。
さらに能登谷議員は、いじめ相談体制の強化を提案し、スマホやダブレット端末で相談できるアプリの活用や、北海道教育委員会が試験運用している「おなやみポスト(仮称)」を活用し、子どもたちが相談しやすい環境を整備するよう求めました。
市教委は、「相談アプリなどを活用した相談窓口を拡充することは問題の深刻化を未然に防止する上で効果的な取組」とし、「先進地の取組みを参考にし、北海道教育委員会のウェブ相談窓口の活用など、インターネットを活用した相談体制の充実について検討してまいりたい」と答えました。
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