旭川が育んだ詩人今野大力の没後87年の命日である19日、常磐公園内の詩碑前で碑前祭が行われ、35人が参列しました。
旭川市教育委員会の高田敏和部長、治安維持法犠牲者国賠同盟北海道本部の宮田汎会長、日本共産党の真下紀子道議会議員が出席し、それぞれ挨拶しました。
今野大力は当時の治安維持法によって逮捕投獄、拷問を受けて重症となり、闘病生活をつづけながらも編集の仕事などで闘いつづけましたが、病気の悪化によって1935年6月19日、31歳の若さで亡くなりました。
能登谷繁大力祭運営委員長は、大力は「凍土を噛む」で――殺す相手も 殺される相手も 同じ労働者の仲間 この戦争をやめろ――と謳ったことを紹介。いまこそ政治的立場の違いを超えて、憲法9条をいかした平和な社会をつくるために、ともに力をつくそうと呼びかけました。
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