2022年10月8日土曜日

いじめ再調査、検証も行政手続きもなく、トップダウンで混乱

 

 7日、市長がいじめ問題の再調査を議会最終日に提出し、公明党以外の5人が質問に立ち、日本共産党からは能登谷繁が質問しました。

 能登谷議員は、未だに調査結果の教育委員会議の検証が行われていない、市長側の総合教育会議も行われていないことを明らかにしました。

 さらに、市長が20日に再調査を行うと発言した後に、旭川市として再調査を行うための行政手続きを起案し、その日のうちに市長の判子を押して決済を取りました。まさに自作自演、それも後だしだと言うことが判りました。

 今津市長はトップダウンで行政を混乱させていると言わねばなりません。

 黒塗りの報告書だけもらい、情報がない中で判断させられるのは、どう見ても二元代表制の原則、議会制民主主義の原則にもとると言わねばなりません。

 市長の提案に賛否だけ言うのであれば、議会の権能は薄れていきます。議会自らの調査権をしっかり発揮し、議会として出来る最善の対応を取ることが求められています。

 黒塗りの報告書をよしとしないのであれば、議会自らが特別委員会を設置し、秘密会を開くことは可能です。調査を急ぐのであれば2、3日で終了することもできます。

 いま二元代表制が問われているのは議会ではないでしょうか。議員各位に呼びかけます。

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