10日、日本共産党旭川地区の街頭報告。
陸上自衛隊のV-22オスプレイが、今月22、23日にかけて旭川に飛来します。
米空軍は今月1日、昨年11月に横田基地所属のCV22オスプレイが鹿児島県・屋久島沖で墜落し、搭乗員8人全員が死亡した事故の調査報告書を公表しました。
報告書では、「ギアボックスの壊滅的な故障」と結論付けました。しかし、なぜギアボックスの歯車にひびが入ったかは、原因不明のままです。今後の再発防止策も示しておらず、同じような墜落事故が起きる危険は残されたままです。構造的な欠陥が明らかな中で、オスプレイはすべて撤去するしかありません。
そんな中で、欠陥機オスプレイが旭川のまちの上空を飛ぶことは許されるものではありません。旭川市は、北海道防衛局に、オスプレイの市内の離発着訓練を認めたうえで、事故防止に万全を期すことや市民の安全・安心の確保を要請しました。
しかし、市民の安全をはかるためには、オスプレイが来ないのが一番安心ではないでしょうか。構造的な欠陥が明らかなオスプレイは来るな!、それが旭川市民の切実な声ではないでしょうか。
オスプレイの飛来の目的は、防衛省の説明では人員輸送と離発着訓練となっています。人員輸送であればオスプレイでない方が安全なことははっきりしています。戦争する国づくりに地方を巻き込んでいく、地ならしをするのが目的ではないでしょうか。
まもなく、8月15日終戦記念日です。二度と戦争しないと誓った日本国憲法をいかし、自民党政権の戦争する国づくりを辞めさせる世論と運動を広げましょう。
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