12月12日に開かれた旭川市議会本会議で、のとや繁議員の大綱質疑に、西川将人市長は「福祉灯油について、実施の方向での検討を関係部に指示した」と答弁しました。
のとや議員は、「高齢者が暖をとるために一日中スーパーで過ごしている実態がある」と紹介しながら、高齢者、障がい者、母子家庭、生活保護世帯などの低所得者に対する福祉灯油を緊急に行うよう求め、政府の石油高騰に対する対策が発表された中で、市長の決断をせまりました。
西川市長は、「できるだけ早い時期に対応しなければならないので、年内に補正予算の提案を考えたい」と述べました。
日本共産党は、11月30日に荻生和敏六区国政相談室長と市議団が「灯油・ガソリンの価格引下げの緊急対策」を旭川市長に要請し、今月十日には小松晃議員の一般質問に対し高瀬善朗副市長が「国の具体策が示された段階で早急に判断しなければならない」との答弁を引き出していました。
今回の旭川市の福祉灯油の実現は、全国の政令市、中核市の中では初めてのことであり、全国の自治体から問合せが殺到しています。
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