2011年6月10日金曜日

震災後初の写真「こんな時は笑った方がいいのかな」

日本共産党気仙沼ボランティアセンターには北海道からの支援物資が一杯に積まれて、元気に活動していました。センターでは衣服、靴、食器などに仕分け、地元の人に提供しています。

ボランティアセンターに来ていたSさんからお話を伺いました。夫の実家にいたので大丈夫だった。チリ地震の津波を経験したので、自分の家は大丈夫だと思っていた。高台に登って見ると自分の家が流れるのが見えた。波がかぶったと思ったらもう家が流れ、街中が流れていた

身一つで箸の一膳も待たずに避難所暮らし、2か月経ってようやく家を借りられた。位牌も写真も持ち出せなかった。最初は生きているだけで良いと思ったが、長くなると色々必要になる。生活用具は全国からの支援物資で賄った。

Sさんは、被災の身で支援物資の仕分けを手伝っています。

地元の方と一緒に写真撮影。「震災後初めて写真撮るわ」、「こんな時は笑った方がいいのかな」などの声もあがり、厳しい中でも、少し和みました。

0 件のコメント:

コメントを投稿