2012年5月8日火曜日

介護保険 月1千円の引き上げ もう限界!


 旭川市の新年度からの介護保険料は、月額基準額で千円以上引き上げ、全道一高い保険料となりました。第一回定例会では、日本共産党と無所属1名のみ反対し、増額は可決されました。

全道で一番高い保険料
新年度からの介護保険料(65歳以上)の月額基準額は、5,679円で、現在よりも月額千円以上増額となり、道内主要市では最高額となりました。
 日本共産党市議団が今年行った市民アンケートでは、「医療や福祉の充実のために何が必要だと思うか」の問いに対し、「介護保険料・利用料の引き下げ」が一番多く回答されました。それほど市民にとっては深刻な問題になっています。

何故、そんなに高いのか?
市は保険料が高い原因は、訪問介護サービス費の急激な増加があると考えており、グループハウスと呼ばれる施設の増加に伴い、訪問介護事業所が急激に増えていることが大きな要因ではないかと考えています。
 しかし、特別養護老人ホームなどの介護施設が不足し待機者が大勢いる中で、旭川市の介護サービスが十分とはいえません。

年金下がり、負担ばかり上がる
 市民からは「もう限界、これ以上の負担には耐えられない」「保険料を払ったらサービスを受けるお金が残らない」と悲鳴の声があがっています。
 社会福祉制度でありながら保険料が無制限に高くなる制度そのものに問題があります。
 民主党は介護保険の改善も後期高齢者医療制度の廃止も公約していました。公約どおり制度の抜本改正をするべきです。

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