今年の気象は、高温、日照不足、降水量が多いため、コメにも野菜にも大きな影響が出ていました。
永山地区で稲作の試験圃場を経営している大西秀雄さんの圃場では、「異常な気象の中で茎数が少なく心配しましたが、籾が大きく、捻実が十分なため、なんとか平年並みに近い作柄を見込んでいる」とのことでした。
おなじく永山地区で野菜の生産をおこなっている森谷久男さんは、「30℃以上の高温が一週間も続いたので、路地もののセロリが5回中3回もダメになった。今年一番の痛手だった。20年やっていて一番ひどい」と述べました。ハウスのトルコ桔梗は、葉がちぢれ、「二週間の遅れが出ている、お彼岸に間に合わない」、「灯油燃料の大型扇風機をまわしても採算が合わない」と実情を語りました。
暑さ対策の具体的な内容や、「いもち病」「地ノミ」の発生状況、市場価格の動向など、具体的に聞かせていただきました。
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