2008年3月27日木曜日

ウズベキスタンの伝統音楽、議場に安らぎ

 旭川市議会第一回定例会の最終日である3月24日、市議会文化・スポーツ議員連盟の議場コンサートが本会議場で開催され、ウズベキスタン共和国のレインゴールド・グリエル記念音楽院の学生が伝統音楽の演奏と踊りを披露しました。
 文化・スポーツ議連・のとや繁事務局長は「東西の楽器の源流となった楽器がそろい、胸が躍りました。論戦が続く議会の最終日でしたが、安らぎのひとときとなりました」と語りました。

 ウズベキスタンのみなさんは、3月29日にジャズマンス・イン旭川(JMIA)主催の第2回アジアンキッズジャズコンファレンスで、旭川のジュニアジャズオーケストラのみなさんとコンサートを開催します。

●3月29日(土) 午後6時開場 午後6時30分開演
●大雪クリスタルホール(神楽3条7丁目)
●大人3,500円 高校生以下・ハートフル1,500円
 ※ 当日はいずれも500円増


2008年3月22日土曜日

旭川駅21億円の増額に根拠なし 予算の組替動議提出

 日本共産党市議団は19日、2008年度旭川市一般会計予算案に対する組替動議を準備し、無党派ネットワーク(3人)が同調し、共同で議長あてに提出しました。
 旭川市は、鉄道高架事業に新たに約68億円を投入し、そのうち新しい旭川駅を札幌駅以上のグレードにするために21億円を増額しようと、2月末に北海道、JRとの3者で協定変更を行いました。
 のとや繁議員の市長に対する総括質疑では、平成20年度の駅舎の事業費は9億円であるが、予算計上されている鉄道高架事業費26億8,750万円のうち、旭川市が負担する駅舎の事業費がいくらなのか不明であることや、地方財政法に照らしてグレードアップ分が必要最小限と言えるのか、JRの所有する駅が公共施設に該当するのかどうかなど、起債(借金)の根拠としては乏しいことが明らかになりました。
 したがって、予算の内訳を示すことが出来ない鉄道高架事業費の全額を減額し、今後、北海道、JRと協議し、駅舎の事業費の積算内訳を明らかにし、旭川市が負担する駅舎の事業費のうち、増額分を除いた予算を議会に再提案すべきであるという動議を提出したものです。
 写真は、岩崎正則議長(中央)に提出した日本共産党市議団(右側)と無党派ネットワーク(左側)の各氏。


2008年3月21日金曜日

学校開放事業は事実上継続

 のとや繁議員は、学校開放事業について、3月5日の大綱質疑に続いて、19日の市長総括質疑でも取り上げました。
 長い歴史を持ち、数多くの市民が利用してきた事業でありながらが、市長は、利用団体との意見交換も行わないまま、20年度から夏休み、冬休み期間中の開放事業を中止するという通告を一方的に行いました。
 のとや議員は、?一方的な切り捨ては市長が日ごろから強調している市民との対話を重視するという姿勢と矛盾しないのか。?先ずは元にもどして、対話からやり直すことが必要ではないか。学校開放事業の一部中止は見直すべきだと迫りまりました。
 西川将人市長は、「市民との対話不足は真摯に受け止め、夏休み、冬休みの開放の継続に向けて、新年度中に利用団体等から意見を充分に聞き、検討したい。」と答弁し、事実上、現行通り継続する態度を表明しました。
 写真は、3月5日の大綱質疑に立つのとや繁議員。


 昭和42年から開始された学校開放事業は、スポーツ振興にとって重要な施設の提供という役割を担ってきました。18年度の利用実績を見ると、利用者数は年間403,271人、利用回数は19,300回、利用団体数では593団体となっています。
 教育委員会は夏休み、冬休みの開放事業を中止した場合、延べ人数で約4万人に影響が出ることを推計していると答弁しながら、他の会場確保については困難ではないかとの認識を示しています。
 削られる事業費は約300万円です。

発達障がいの子らが通える高等養護を

 現在、発達障がいをもつ子らが高等養護学校へ行く場合、遠く離れた美深や小平、雨竜などしか選択の余地がありません。発達障がいの子が、住み慣れた地を離れ、高校生活だけ遠くの学校になり、また戻ってきて、一から人間関係をつくり直すことは容易なことではありません。
 のとや繁議員は、発達障がいをもつ保護者(旭川ピリモの会)からの聞き取りをもとに、3月5日の大綱質疑で取り上げ「旭川市から通学可能な近郊地域に高等養護学校を整備するよう、北海道に強く働きかけるべきではないか」と、市の見解を質しまいた。
 小池語朗学校教育部長は「旭川市又は近郊への高等養護学校の設置について、併設や分校設置の可能性も含めて、北海道教育委員会に対し要望して参りたい」と答弁しました。
 写真は2月29日、鳥本弘昭教育長(右)に要望書を提出する旭川ピリモの会の皆さんと、のとや繁市議(左)、真下紀子道議(中)。


旭山動物園物語 議場で撮影

 
 2月23日、映画「旭山動物園物語〜〜ペンギンが空をとぶ」の撮影が議場を使って行われました。監督の津川雅彦(マキノ雅彦)さんから現職議員にも協力依頼があり、のとや繁も出演しました。
 赤字続きの動物園をどうするか議論している設定、映画序盤の山場だそうです。映画は2009年新春の公開予定。
 写真上は津川さんが撮影の指示をしている様子。写真下は撮影終了後、津川さんと握手するのとや議員。