2021年10月30日土曜日

能登谷代表質問 その2


 29日、能登谷繁の代表質問その2。

日本共産党市議団は、20196月までにいじめがあったと判断しています。この間の質疑や調査、いじめの定義に照らしてもいじめがあったと認定すべきです。当時の学校と教育委員会の対応が間違いです。

そのため西川市長が第三者委員会に委託して調査中です。市の公式見解は調査結果を待たなければなりません。

それにしても第三者委員会の中間報告が必要です。遺族が求めていること、また、当該校の当該学年は3年生で卒業を控えている中で、保護者からは、高校までこの問題を引きずらせたくないという切実な声も伺っています。

最低限、いじめがあったかどうかは今でも判断できるのではないでしょうか。

もちろん第三者委員会が判断すべきことです。

能登谷繫が代表質問

 
1029日、日本共産党の代表質問に能登谷繁議員が立ちました。

今津市長はコロナ対策などほとんどの施策が西川市政の継承となっています。特に大元の「総合計画」を着実に推進するとまで言っています。

選挙で公約した、市内全域の排雪倍増や子ども医療費の無償化はすっかりトーンダウンしてしまいました。

いじめ問題では、西川前市長が第三者にいじめ等に関する調査、事実関係を明らかにする考えが伝えられ、教育委員会会議で第三者調査を立ち上げたことが、今津市長から答弁がありました。

今津市長が、第三者委員会と遺族との調整をすることや、第三者委員会の人選にまで口出しすることは、教育基本法や地教行法に反する政治介入ではないかと、法的な解釈を聞きましたが、市長は答弁できませんでした。

法を無視し、選挙向けのパフォーマンスは許されません。

2021年10月5日火曜日

いじめ問題、民間の相談窓口との連携

 10月5日、経済文教常任委員会でいじめ相談体制、民間の相談室との連携について質問しました。

8月25日の質問では、相談室キラキラ星が、各学校にいじめ等の相談を申入れたが、2020年度は対応が0件だったことが明らかになりました。

実際の相談では、子どもがげんこつで殴られ、足蹴りされ、青あざが数カ所、父親が担任に話したが、「いじめではない、悪ふざけだ」と言われたと記録されています。

キラキラ星の相談員が、父親同席の下で担任に電話し、親子と同席で面談を希望したが、教頭が拒否しました。これでも市教委は学校が相談を受けたことは確認できないとの答弁でした。

中2女子の遺体発見事案でも、学校はいじめがないと判断し、教育委員会が追認しました。

学校や教育委員会が相談できるようにすることは当然ですが、地域や民間の相談窓口との連携も十分に行えるように、いじめ防止基本方針の見直しが急がれます。