2010年12月19日日曜日

国保料引き下げ  能登谷議員に市長が約束

 12月6日の市議会一般質問では、のとや繁議員の質問に、西川将人市長が「来年度の予算編成に向け、(国保料の)軽減を図る」と答弁し、新年度から国保料の引き下げを約束しました。

能登谷議員は、今年度の国保会計の決算見通しが約4億円の黒字になり、3年連続で合計約18億円の黒字なることを明らかにし、また、旭川民主商工会のみなさんが中心になって、一万七千筆以上の「国保料引き下げを求める」請願署名が議会に届けられていることも紹介しながら、市民の切実な願いに答えて、国保料の引き下げを決断するよう求めました。

西川市長は、「国保に加入している人たちの切実な声を十分に受け止めた上で、一般会計からの繰り入れのあり方や方法も含めて検討する」と答えました。

党市議団はこれまでも、小松晃団長を先頭に定例会ごとに「全道主要都市で最も高い国保料を引き下げるべき」と質疑を行ってきました。一年がかりの議会論戦と市民運動の中で、この日の市長の約束となりました。

市民からは「行政の厚い壁をこじ開けることができた」、「本当に下がるのか、署名して良かった」など、喜ぶ声があがっています。