2006年7月8日土曜日

71周年碑前祭で初めて合唱

 
6月19日、プロレタリア詩人・今野大力の没後71周年の碑前祭が開催され、霧雨が降りしきる中37人が参加しました。
運営委員会は、昨年の70周年記念事業で詩碑の台座の修繕を行い、宮田汎氏の記念講演の内容を中心にした70周年記念報告集「今野大力を育んだ道北の人々と闘い−今日の私たちへの贈り物−」を発行させながら、この日の碑前祭を迎えました。
今年は初めて詩碑前で合唱が行われ、碑文に刻まれた「やるせなさ」を、加藤雅敏氏の作曲、合唱団ペニウンクルの演奏で披露しました。
 また、東京都多摩霊園の大力のお墓が無縁仏になりかねない状況にあり、遺族の情報収集が求められていることが報告されました。
 能登谷繁運営委員会代表は、いま憲法や教育基本法の改悪、現代の治安維持法と言われる「共謀罪」法案など、歴史を逆流させようとする勢力が軍靴を鳴らし行進している。私たちは、時代の先駆をなした大力たちのたたかいをきっぱりと対峙し、この旭川の街から憲法九条を守る闘いや、市民のくらしを守る運動を大きく広げていこうと呼びかけました。


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