2013年4月16日火曜日

学費は無償、奨学金は給付制に!


16日朝、旭川大学の門前で、日本の学費や奨学金制度について宣伝しました。
私、のとや繁も、高校、大学と育英会の奨学金を借りました。当時は利息がなく、私の場合9年間の返済計画でしたので、社会人になってからスムーズに返すことができました。 
しかし、現在は奨学金に利息がかかり、返済が滞るとサラ金なみの対応と言われています。日本の学費や奨学金は、世界に比べて異常と言えます。
OECD加盟34カ国のうち、半数の17カ国は大学の授業料が無償。フランスは登録料約24千円のみ。スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマークは登録料もない徹底した無償制です。そのうえ32カ国で、返済義務のない給付制奨学金が支給されています。授業料が比較的高いアメリカでは65%の学生が受給。授業料が無償の国でも、低所得の家庭の学生に生活費を保障する目的で支給されています。
 授業料が有料で給付制奨学金さえないのは、日本だけです。文字通りの「例外国家」となっています。
 誰でも教育を受けることが出来るようにする必要があります。教育費や奨学金の問題は、単に当事者だけの問題ではありません。国家存亡の重要問題です。
教育は無償、奨学金は給付制にしていくために、力を尽くしていきたいと思います。

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