5月13日、道北勤医協友の会の中で聴覚障害や関係者でつくる「龍耳友の会」の総会が開催され、のとや繁市議が「聴覚障害者の老後のくらしについて」講演しました。
札幌市の姉妹や釧路市の老夫婦など、孤立死が相次いだ中で、孤立させない社会づくりが急がれること、昨年の東日本大震災の教訓から高齢者や障害者の福祉をどのように充実させるか、特に聴覚障がい者が老後を安心して暮らせる施設づくりの課題などを報告しました。
手話通訳者を通して意見交換が行われ、「老人施設に入所したが、手話が通じないため、周りの人との付き合いができない」、「聴覚障害者が入れる老人の施設をつくってほしい」など、切実な願いが多数寄せられました。
真下紀子道議も参加し、手話通訳者の広域派遣を実現したことなどが報告されました。