2022年10月31日月曜日

福祉灯油 実現

 29日、市内中心部で街頭報告。

 来年春に開学する旭川市立大学の学長予定者が統一協会との関係があったことや、27、28日で政府交渉に行き旭川の切実な課題を要望してきたことを報告しました。

 また、これまで要望してきた「福祉灯油」が実現し、市が4日の臨時議会に一世帯当たり2万円の補正予算を提案していることを報告しました。

2022年10月30日日曜日

政府交渉 2日目


 10月28日、政府交渉の2日目。

 農水省では水田活用交付金の見直しを中止し、農家の実態に合わせた制度設計を求めました。内閣府、総務省などとも交渉しました。
 厚労省には追加で、コロナ病床の即応病床の確保補助金について意見交換しました。

2022年10月29日土曜日

政府交渉 1日目


 10月27日、日本共産党の道議会議員を中心に札幌、旭川、小樽、函館など議員らが参集し、政府に交渉しました。
 旭川市で旧統一協会と政治家や行政との関係が次々明らかになるなか、行政との関係を完全に断つ必要がある、その上でも旧統一協会・世界平和統一家庭連合の宗教法人を剥奪し、解散命令を出し、反社会的団体であることを明確に位置づける必要があります。
 また、旧統一協会の被害相談窓口について、金銭的な被害だけでなく、信仰の強要やマインドコントロールなど国民の思想信条を侵す被害も多くあるなかで、国、地方の連携を深め、相談体制の強化をはかることを求めています。
 家庭教育支援に、旧統一協会などが自治体施策に影響を与えようとしている。国や行政が家庭教育に介入することは許されていない、各家庭の自主性の尊重を徹底させることなどを求めました。
 無料低額診療、子ども医療費助成、学校給食の無償化、日米共同訓練の中止やオスプレイの撤去などを、各省庁に要請ました。

2022年10月28日金曜日

いじめ問題、文科省担当者から意見伺う

 10月27日午前、紙智子参議を通じて、いじめ重大事態について文科省の担当者から意見を伺いました。(左奥:真下紀子道議、右:能登谷繁市議)

 旭川市の重大事態調査の最終報告では、いじめ発生時の学校と市教委の対応が法に基づかない対応であると断罪されました。
 都道府県や市町村教育委員会が各学校が法に基づく対応が出来るように、体制の強化や指導の徹底をどのようにすべきか、また重大事態調査の権限強化の可能性について意見を伺いました。

2022年10月26日水曜日

旭川市立大学学長予定者が統一協会関連に参加

 

 統一協会(世界平和統一家庭連合)の開祖・文鮮明が提唱し、日韓トンネル実現をめざす「国際ハイウェイ財団」のセミナーに、旭川市立大学(来年4月開学)の学長予定者である三上隆氏が2014年と15年の2回、講師を務めていた事実が判明しました。
 25日、日本共産党の真下紀子道議と能登谷繁市議が三上氏と会い、確認した内容を記者会見で発表しました。
 三上氏は当時、北海道大学副学長で、トンネル問題の土木工学の第一人者でした。
 党道議団の統一協会関連団体の政務活動費支出調査で明らかになった議員らが活動費を返納するなか、自民党の道見泰憲道議と東国幹衆院議員(元道議)が返納せず、共通していたのが日韓トンネル推進事業でした。
 三上氏は、17年設立の日韓トンネル推進北海道民会議にトンネルの専門家として入り、道民会議の視察に2回参加。東、道見両氏も同行したと認めました。
 能登谷が「“広告塔”になったとの認識はあるのか」との問いに三上氏は「広告塔との認識はなかったが、今となっては名前を使われたことは否定できない」と答え、関係を断つと語りました。
 統一協会の考え方を旭川市立大学の運営や人事、講義内容に持ち込ませることはあってはなりません。
 事実関係が明らかになった今、「統一協会との関係を断つ」と明言した今津市長や三上氏が説明責任を果たしていく必要があります。

2022年10月16日日曜日

マイナンバー、統一協会、いじめ問題の街頭報告

 
 
 15日、市内中心街で街頭報告。
 政府は、任意だったはずのマイナンバーカードを健康保険証や運転免許証にひも付けて義務化しようとしています。
 ポイント付与などの「アメ」の政策でもカードの取得率は5割に満たない状況。政府が信頼されていない証拠です。個人情報の流出の心配、国が情報を管理し新たな税負担や医療や福祉の負担増を狙っていることを、国民は見抜いているのではないでしょうか。
 マイナンバー制度そのものを見直し、廃止すべきです。

 時事通信の世論調査では、岸田内閣の支持率は27.4%、政権維持の「危険水域」まで落ち込みました。
 国民的批判を招いた安倍晋三元首相の「国葬」や、統一協会と自民党と癒着は底なしの状態。物価高騰から国民の暮らしと営業を守る手だてがまったく見えてこない。国民が岸田政権にノーの審判を突き付けている状況です。
 
 能登谷繁は9月26日の一般質問で、旧統一協会と市長や旭川市との関係を追及。今津寛介市長、東国幹衆議、蝦名信幸市議など自民党との癒着が旭川でも深刻なことが明らかになりました。
 統一協会は、霊感商法や高額献金、個人の自由がない集団結婚など様々な問題があるだけでなく、伝道活動そのものが国民の思想信条の自由を侵害する違法行為であるとする判決を受けている団体です。宗教団体とは言い難く、反社会的な団体であることが明確であり、政治家も行政もかかわってはなりません。

 いじめ問題の最終報告が第三者委員会から出されました。この報告を受けて、教育委員会としても、市としても十分な検証が必要です。
 しかし、今津寛介市長が検証を行わず、行政的な手続きも行わない中で、「再調査」ありきで発言していることは問題です。
 議会の最終日に「再調査」の議案が提出され、共産党市議団は審議を継続する動議を提出しましたが、否決されました。  
 最終的には、日本共産党も加わり、全会一致で追加補正議案に賛成し、付帯決議を可決した。付帯決議は、最終報告書の検証や行政内部の意思形成決定手続きを行い、第三者委員会の「公平・公正・中立」な人選などを求める内容となりました。
 今後も、真相解明とともに、いじめ防止対策を強化することが必要です。

2022年10月12日水曜日

市議団ニュース発行

  日本共産党旭川市議団のニュース(10月16日号)を発行しました。



2022年10月9日日曜日

家庭教育支援条例とPTAなどの学習

 

 

 8日、旭川家庭教育支援のあり方を考える会の第6弾の学習会が開催されました。

 能登谷繁が「家庭教育支援をめぐる旭川の状況」、特に統一協会と市長や市との関係、議員が税金を使い統一協会関連団体の行事に参加していること、旭川家庭教育を支援する会は解散したが市長などが条例づくりをあきらめていないことなどを報告させていただきました。

 続いて「家庭教育支援条例とPTA」の問題について講演があり、安倍晋三元首相と家庭教育や道徳教育の問題、日本会議などが「親学」を通じてPTAに深く入りこんでいることなどが紹介されました。  




2022年10月8日土曜日

いじめ再調査、議会が付帯決議可決

 

  議会最終日の7日に市長から提案された「いじめ再調査」について、日本共産党市議団は「審査特別委員会」の設置を求める動議を中川明雄議長に提出しました。

 当日の5人の質問のなかで、議案提案の即日採決では審議時間が短すぎる、第三者委員会の報告に対する検証がされていない、再調査の行政手続きが整っていないことが明らかになりました。

 議会として特別委員会を設置して、審議を継続するよう求めたものですが、本会議で反対多数で否決されました。

 その後、共産党も加わり付帯決議をつけて、最終報告書の検証や行政内部の意思形成決定手続きを行い、第三者委員の「公平・公正・中立」な人選、調査状況の議会への報告などを求めました。付帯決議は全会一致で可決しました。

いじめ再調査、検証も行政手続きもなく、トップダウンで混乱

 

 7日、市長がいじめ問題の再調査を議会最終日に提出し、公明党以外の5人が質問に立ち、日本共産党からは能登谷繁が質問しました。

 能登谷議員は、未だに調査結果の教育委員会議の検証が行われていない、市長側の総合教育会議も行われていないことを明らかにしました。

 さらに、市長が20日に再調査を行うと発言した後に、旭川市として再調査を行うための行政手続きを起案し、その日のうちに市長の判子を押して決済を取りました。まさに自作自演、それも後だしだと言うことが判りました。

 今津市長はトップダウンで行政を混乱させていると言わねばなりません。

 黒塗りの報告書だけもらい、情報がない中で判断させられるのは、どう見ても二元代表制の原則、議会制民主主義の原則にもとると言わねばなりません。

 市長の提案に賛否だけ言うのであれば、議会の権能は薄れていきます。議会自らの調査権をしっかり発揮し、議会として出来る最善の対応を取ることが求められています。

 黒塗りの報告書をよしとしないのであれば、議会自らが特別委員会を設置し、秘密会を開くことは可能です。調査を急ぐのであれば2、3日で終了することもできます。

 いま二元代表制が問われているのは議会ではないでしょうか。議員各位に呼びかけます。

2022年10月5日水曜日

ICTパーク寄付金未納、総括質疑へ

 5日、2021年度の決算審査。

 昨日の議論では、ICTパーク運営の財源にNTT東日本からの寄付金1千万円が入っていないことが判り、衝撃が走りました。 

 2020年度途中で、ICTパークに大型ディスプレイを導入することになり、NTT東日本から1千万円の企業版ふるさと納税を受け、2024年度までの5年間で、国の交付金と併せて1億円の予算が必要になりました。

 市は予算審議で、不足する分の4千万円の負担が新たに生じたため、NTT東日本から2021年度以降も負担してもらえるという主旨の答弁をしていました。しかし、実際には担当部局から依頼をした経過がないことがわかりました 

 ICTパークの負担金は、食べマルシェよりも多額の負担金を支出している状況であり、自主財源や企業版ふるさと納税などの確保が課題の事業でありながら、市が事務執行を怠ったことは大問題です。

 市長に対する総括質疑を行うことになりました。

2022年10月4日火曜日

寄付金1千万円の未入金が発覚 市議会が止まる


  2021年度の決算審査でびっくり仰天の答弁。

 ICTパーク推進費の財源を聞いたところ、毎年1千万円の予定だったNTT東日本からの寄付が入っていないことが明らかになりました。

 昨年の予算議会での市の答弁は、「当初1千万円だが、この事業を続けていく限り、NTTとしても応分の負担をしたい」とのことでした。

 それが何故入らないのかまったくわからず、答弁不能に陥り、議会は止まりました。

 能登谷繁の質疑は明日に持ち越しました。

2022年10月3日月曜日

駅前で議会報告

 
 1日、駅前で議会報告。
 いじめ問題の第三者委員会の最終報告では、いじめがったと認定したことや、学校と市教委が十分な情報がありながら法に基づく対応をしなかったことを断罪した事は評価できます。
 一方で、公表資料は黒塗りだらけで肝心な事はわからない、死亡に至る経過が不明とした事は残念な結果です。
 しかし、今津市長が検証もせず、行政手続きもなしに再調査を発言する事は問題です。
  
 統一協会の問題では、旭川市でも政治家や行政がズブズブな関係を築いていることを告発しました。  
 思想信条の自由を侵す団体と確定判決が出ていることからも反社会的な団体として関係を絶つ必要があります。

2022年10月1日土曜日

生活保護費の決算 4億5千万円剰余

 

930日の決算特別委員会、のとや繁は2021年度の生活保護費の財源と保護課のケースワーカーの人事配置などを質疑しました。

生活保護費の財源は、四分の三が国庫負担金で賄われ、残り四分の一は旭川市の一般財源から支出されます。それも交付税措置されていますので、実際には生活保護費は全額国費で賄われています。

それどころか2021年度決算では約4億5千万円も余して他の事業に使っていることが明らかになりました。

一方、保護課のケースワーカーは国の標準数より8人不足することも明らかになりました。

生活保護行政の財源は十分にあります。担当ケースワーカーの配置もしっかり行い、個々の生活実態に寄り添った、丁寧な支援を行うべきではないでしょうか。