のとや繁市議は毎年参加し、交流しています。
今年は、旭川市に高等養護学校を誘致する運動も広がる中のお祭りとなり、一段と盛り上がっている様子でした。
各障害者団体が出店している模擬店はどこも大変な賑わいでした。
あちこちで声をかけていただき、沢山交流することができました。来年も楽しみです。
8月13日お盆休みを利用して、妻と二人で黒岳に登りました。
台風が去ったばかりでしたので天候が心配されましたが、とりあえず登山口まで行き、様子を見ることにしました。
ロープウェーの途中で虹が出ていましたが、虹を越えて、リフトに乗り継ぎ、七合目まで行きました。小雨が降っていましたが、山の上に晴れ間が広がっているので、登山決行。
1984メートルの黒岳頂上で小休止をとり、石室まで足を伸ばし、昼食を取りました。
花のシーズンは過ぎていましたので、チングルマは既に綿毛をつけていました。イワウメ、エゾノツガサクラ、ミヤマキンバイなどが、あちこちで咲いていました。青紫のダイセツトリカブトは七合目から頂上まで、どこでも目だっていました。
下山後はもちろん、黒岳の湯につかり、ゆっくりしてきました。
8月11日、のとや繁は、真下紀子道議や市議団とともに上川農業試験場を視察しました。菊地治巳場長などから説明を聞き、圃場を視察しました。
上川農業試験場は、今年4月から独立行政法人になりましたが、創立から124年経過し、「上川農試」と言えば品種改良と言われるほど、コメの品種改良の研究が主な事業です。育成したオリジナルの水稲品種は「上育464号」まで数え、農林水産省水稲育種指定試験地としてのプロジェクトにも取り組んでいます。「きらら397」「ゆめぴりか」など数々の優良品種を開発してきました。
また、上川・天北の広域で多様な気象条件に適した米、もち米、園芸作物などの研究開発とともに保存・展示も行っています。
今後の課題として、食味だけでなく「いもち病」に強いコメの研究や、農家の高齢化や担い手不足に対応した直播(じかまき)栽培の対応も必要になっているとのことでした。
8月10日、札幌市で開催された「未来につなぐ森づくりの集い」に出席し、北海道における森林・林業の活性化について学びました。
●基調講演『持続可能な森林づくりのために』講演者/黒瀧 秀久 教授
(東京農業大学オホーツクキャンパス 生物産業学部環境経済学研究室)
●ディスカッション(鼎談)『森・人・地域へのYell(エール)』
浜田 久美子 氏(森林ライター、NPO共存の森ネットワーク理事)
山本 牧 氏(NPO森林再生ネットワーク理事、ヒグマの会副会長)
黒瀧 秀久 教授
●基調講演と鼎談の中から学んだこと
森の叫びが都市の市民に届かない現状があります。木を切ることは環境破壊、悪いことと思っている市民もいるとのこと。森林の成り立ちや、林業の現場を見せる、木が住宅になるまでの循環を見せるなど、もっとエンドユーザーに向けての情報発信が必要です。
林業の制度や補助金が現場の感覚とズレている現状もあります。補助金の範囲でしか手がかけられない実情もあります。
産業としての大きな問題は、農産物と違い、林業には国境措置がない、フリー・トレードであり、これでは海外の木や木以外の材料と競い合いになり、採算が取れないのが現状。
行政の側でも現場をもっと理解する必要があります。スウェーデンのシステムのように林業の現場を経験してから、チェックする立場に立つべきではないかとも指摘されました。
森林再生ネットの山本牧氏は、旭川市に山林をもち、市民と森林を結びつける活動を展開しています。森林教室の開催や提案型の森林整備なども行っています。旭川市としても、大いに力を借りたいところです。
今年は、旭川が生んだプロレタリア詩人今野大力の没後75周年にあたります。11月13日(土)、大力祭運営委員会が中心になりながら、広く呼びかけて実行委員会をつくり、記念事業に取り組むことになりました。
記念講演は、小熊秀雄賞を受賞されている佐相憲一氏(詩人会議)にお願いしています。
文化事業として、加藤雅敏さんが作曲した大力の詩をモチーフにした合唱曲4曲を、合唱団ぺニウンクルに演奏していただく予定です。
● 11月13日(土)午後2時から4時30分ころまで
● ときわ市民ホール(旭川市5条4丁目)
● 資料代500円
1968年横浜生まれ。早稲田大学卒業。
横浜、東京、京都、大阪を経て、現在東京在住。
詩集『愛、ゴマフアザラ詩』(小熊秀雄賞)、『永遠の渡来人』、『心臓の星』、『港』など6冊。
詩誌「COAL SACK」共同編集人
個人詩誌『進化論』編集発行。
『詩と思想』『いのちの籠』『軸』などに執筆。
日本現代詩人会、日本詩人クラブ、関西詩人協会、旭川文学資料友の会、池袋モンパルナスの会、戦争と平和を考える詩の会、詩人会議、各会員。