2024年9月3日火曜日

農作物の作況調査

 

 9月3日、荻生和敏北海道6区予定候補と日本共産党旭川市議団(団長・能登谷繁)が、旭川市内の稲作農家と野菜農家を訪れ、今年の生育状況を調査し意見交換しました。
若い稲作農家では、13町歩の田んぼで「ゆめぴりか」と「ななつぼし」を栽培。今年の米の出来は例年並みですが、米不足の影響もあり、「ゆめぴりか」60キロで2万円ほどに値上がりする見込みです。
 荻生候補は「備蓄米は少ないし、市場に出回らない。以前は全量を国が買い上げたものだ」と話しました。
 稲作農家は、「国からの補助金はありがたいが、条件が厳しすぎる。GPSなど先進装備に取り組んでいるような金のある農家でないと助成の対象にならない。肥料、資材も値上がりして、いっこうにプラスにならない」と訴えました。
 能登谷団長は「令和6年度は肥料、資材等の物価高騰対策がないため、先月、日本共産党として北海道に要請してきた」ことを紹介しました。
 野菜農家は、6つのハウスで、大根、ニンジン、キャベツ、ナス、キューリなど数多くの野菜を生育しています。
 アライグマに餌だけ取って逃げられたり、7月の大雨では、ハウスの中に水がつかり、スイートコーンが倒れました。また、ミニトマトやナスといった受粉物の出来が悪いとのことです。
 ここでも肥料と種の価格も高騰しているため、野菜農家は「来年は、もう続けられないかもしれない」と訴えていました。

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