旭川工場では、記録が保存されている2004年度からの3年間に、稼動している4つのうち3つのボイラーで合計57時間の窒素酸化物(NOx)の基準超過がありました。同工場は、記録紙から日報に書き移す際にデータの改ざんがあったことは現場の係長以下の責任であり、課長以上は知らなかったとしています。
のとや繁議員は、7月の民生常任委員会でも質疑したことを踏まえ、生産性優先で法令順守が後回しになっている問題、市民と結んでいる公害防止協定から逸脱しているなど、会社全体の問題であり改善すべき課題と指摘しました。
同工場の村本光弘環境技術室長は、「現場だけの責任ではない、工場全体の責任であり反省している。旭川で1億円、全工場で10億円かけて環境インターロックなどを設置し改善する。地域に積極的に説明する機会を設ける」と、改善策を示しました。
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