北彩都・駅周辺開発事業は、1,140億円を投入して行う巨大開発事業。旧国鉄清算事業団の遊休地を買上げ土地区画整理することや、古くなった旭川駅や関連施設を改築することのために、税金を投入し、線路や駅舎を高く上げる鉄道高架事業などを行います。
能登谷議員が道路図面の偽装などをあばいた「神楽3条通」の整備も関連事業となっています。
特に問題となっているのは、新しい旭川駅に工事費で60億円もかけることです。さらに、昨年12月の能登谷議員の質疑で、移転補償費などを加えると約100億円も投入しようとしていることがわかりました。
乗降客数が16倍以上の札幌駅でも80億円なのに、旭川の駅にこれほどのお金をかける必要があるのでしょうか。しかもJRの負担はわずか4億円です。
また、地元業者の参入率を見ても件数で約3割、金額で見るとごくわずかです。
2007年度予算は約50億円になり、昨年比12億円の増加です。財政が厳しいといいながら、バブルの時の計画を漫然とすすめ、福祉サービスが犠牲になっています。「第二の夕張」にならないためには、抜本的な見直しが必要です。
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