7月23日、民生常任委員会で産業廃棄物の不適切な処理について質疑しました。
旭川市は冬場の滑り止め用の砂を、春になって回収し再処理するリサイクル事業を業者に委託して行っています。そのうちの1つの事業で、業者が未処理のまま処分場に持ち込まず、自社管理地にばらまいていることがわかりました。
もちろん業者には大きな問題があり、今後刑事告発も検討されていると報道されていますが、同時に市の土木部もズサンな管理の実態があることが、この日の能登谷繁議員の質疑で明らかになりました。
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃掃法)では、委託業務であっても市が排出者責任をもっていると規定されています。しかし市の土木部は排出者責任を自覚せず、マニフェストを業者に丸投げし、マニフェストの管理点検もおこなっていないことが露呈しました。
黒蕨真一環境部長は「廃掃法に背反している、不適切な事務と言わざるを得ない」「全庁への周知をはかるとともに、建築、土木などの業者にも周知徹底をはかりたい」と答弁しました。
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