13日、民生常任委員会でヒグマ対策について質問。
旭川市ではヒグマ対策協議会の意見を踏まえて、昨年12月に令和5年度の対策方針を定め、事業全体に専門事業者に関わっていただくことがヒグマ対策方針の「肝」としていました。しかし、未だに専門事業者と契約していないことが判りました。
今年度の春の出没状況は4月から37件、昨年度の同時期と比べると約3倍の件数です。大変厳しい状況なのに、まったく間に合っていません。
また、国の鳥獣被害防止総合対策交付金の活用もできますが、旭川市では活用実績がないこともわかりました。農業の被害対策にもなり、市街地侵入を防ぐことにもつながります。積極的に活用すべきであり、農政部との連携が必要です。
対策方針にある1市8町の連携で、ヒグマ対策を推進することは、6月15日にようやくウェブ会議を行う予定で、未だ活動が始まっていません。
課題は様々あることがわかりましたが、旭川市のヒグマ対策基本方針、中長期を見通した方針を作る必要があります。
環境部長は、「7月までには部としての案を作成し、9月までにはヒグマ対策協議会を開いて、本市の基本方針案を諮った上で策定する考え」と答えました。
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