生活保護利用者が自立するための支援について、貧困を世代間に連鎖させないため、子どもにしっかりと教育を受けさせ、自立できるようにする取組みを急ぐ必要があります。
のとや議員は、生活保護世帯の中学生などを対象にした学習支援を導入することを提案し、山口泰宏福祉保険部長は「貧困の連鎖を防止するための取組は必要であり,子どもの健全育成に向けた取組に,今後着手してまいります。」と答弁しました。
また、春光台団地で生活保護を受けていた80歳の男性が孤立死し、死後1か月以上たってから発見された問題を独自に調査し取り上げました。
親しい人たちは「もっと早く見つけてやりたかった」と大変悔やんでいました。今年3月にも、本人の応答がないために、銭湯のご主人が通報していた経過も明らかになりました。
のとや議員は本人の生活に即した見守りや連絡体制などの対策、孤立死の実態調査などの改善を求めました。
山口部長は「今後、より組織的な対応が必要になる。庁内の関係課及び包括支援センターの連携に加え、より積極的に医療・介護等とのつながりを働きかけ、孤立化防止に努める。孤立死の数値の把握や、適切な対応をきめ細かく行えるような体制の構築に努める。」と答えました。
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