2022年8月27日土曜日

統一協会には「厳格に対応」

 24日の旭川市議会経済文教常任委員会で日本共産党の能登谷繁旭川市議は、今年5月7日に行った「旭川家庭教育を支援する会」の学習会に旧統一協会会員の藤曲敬宏静岡県議が講師として参加し、旭川市教育委員会が後援した問題を追及しました。

能登谷議員は、この会の事務局が旧統一協会、世界平和統一家庭連合旭川家庭教会の幹部であること、霊感商法などで今も被害を及ぼしている反社会的な団体であり、伝道・教化活動そのものが国民の思想信条の自由を侵害する違法行為であるとする札幌地裁の確定判決があることを示し、教育委員会の後援を取り消し、関係を断つよう求めました。

高田敏和社会教育部長らは、「重く受け止めており、今後はより慎重に対応します」、既に終了した催しでも「後援名義承認の取り消しの規定に基づき判断したい」と答えました。

また、旧統一教会の家庭教育支援の考え方を旭川市に持ち込ませてはならない、そのことを明確に宣言すべきとの質問には、「家庭教育の自主性を尊重しつつ、市民が疑念や不安を招かないために、旧統一教会との係わりが生じないよう、厳格に対応してまいります」と答弁しました。

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