2022年9月28日水曜日

統一協会と市長や旭川市の関係追及

 


 日本共産党の能登谷繁旭川市議は26日、市議会の一般質問に立ち、旧統一協会と市長や旭川市との関係を追及しました。

 能登谷議員は、今津寛介市長がこれまでに統一協会の施設を合計3回訪問していることが既に明らかな中で、2021年9月の市長選当選後に、「旭川家庭教育を支援する会」の顧問に就任した時の市の承諾書を、世界平和統一家庭連合旭川家庭教会内のFAXに送信していたことを明らかにしました。

 また、2022年1月の同会の教育関係者との意見交換会には市の幹部4人が出席し、「条例制定は市長の公約なので、制定の実現に向けて頑張る」と発言するなど、顧問である市長に忖度したことを指摘しました。

 さらに、統一協会の関連団体のピースロードの出発式を2015年7月に行い、使用許可外の市役所正面を使い、東国幹元道議(現衆議)と蝦名信幸市議が選手宣誓を受けている写真が事実であることを市に確認しました。

市議会の政務活動費の問題では、「北海道平和大使協議会」のセミナーや、「自治ネット21」の総会や研修会に参加した支出を明らかにし、補助金の執行は旧統一協会などの反社会的な団体やそれに関連する事業などに支出してはならないことを徹底することを求めました。

今津市長は「旧統一教会は、現状においても社会的に問題が指摘されている団体であり、市としましては、決して市民に誤解を招き、信頼を損なうことがないよう、政教分離の原則を遵守する」、「旧統一教会や旧統一教会との関係が明らかな団体とは関与すべきではなく、より慎重に対応する必要がある」と応えました。

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