2008年10月12日日曜日

道路整備、学校耐震の補正可決

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 第三回定例市議会は9月16日に開会しました。2007年度決算が主な議題、西川市政二年間の検証が必要です。冒頭、側溝整備事業など約4億4千万円の補正予算を特別委員会で審議し、19日の本会議で可決しました。日本共産党は忠別ダムの精算金補正に反対しましたが他の補正予算には賛成しました。
 補正の主な内容は、生活道路・側溝整備費で4億円、学校耐震化関連で約2千万円、60歳以上の方が住む住宅のバリアフリー化や断熱工事に対する補助制度に1千万円など、市民生活に結びつき地元中小企業が受注できる内容です。


□道路整備は順調か
 内容は賛成できます。ただ、道路整備などは道内主要都市との比較で遅れています。このテンポだと、町内会等からの要望に応えるには10年もかかります。ここでも豪華駅舎の予算配分が足を引っ張っています。
□忠別ダム清算金とは
 総額1,630億円(旭川市の負担は92.5億円)かけた忠別ダムは昨年完成し、その清算が行われました。旭川市は将来の人口を50万人と想定しダム建設に参画しました。その後、人口の減少を認めましたが、災害時に必要などと、別な理由をつくり税金をつぎ込みました。共産党が一貫して反対してきたムダづかいです。
□福祉灯油などは
 市は、福祉灯油などの対策は国の動向を見ながら改めて提案したいとしています。
□その他の特徴は
 公園維持管理費、約7億円のうち5億円を第三セクターの公園緑地協会に非公募で委託するという議案もあり、第三セクターの見直しが西川市政の大きな課題と言えます。

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